どうも、ダイキです。
2020年から外見コンサルの事業を始め、現在はホワイトニングサロンなどの美容系店舗の経営もしつつ幅広く外見改善の支援を行っています。
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今回はヘアセットのキープ術です。
ほとんどの男がセットした髪型をキープすることに無頓着すぎて、正直、驚愕しています。
データや外出が1時間程度であれば適当なキープでもいいかもしれませんが、それ以上の外出が見込まれるなら絶対にヘアセットのキープ術は理解してほしいです。
実は、ヘアセットが崩れてしまう最大の原因は、スプレーの使い方が間違っているから。
多くのメンズが、スプレーで固めるのが「下手くそ」です。
これが上手くできないから、センターパートの根本の立ち上げやマッシュの毛流れがすぐに崩れてしまいます。
「スプレーを振りまくるのはキメすぎてるようで嫌だ」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、ジャニーズや韓国アイドルなどはたとえナチュラルセットであってもバチバチにスプレーを振っています。
芸能用の派手セットを真似する必要はありませんが、キープ術は真似するべきです。
例えば、下記画像のようなセットでもめちゃくちゃ振ってます。
今回は、「ナチュラルさ」と「がっちりキープ」を両立するヘアスプレー戦略を、詳しく解説していきます。
なぜヘアセットは崩れるのか?
ヘアセットが崩れる原因は主に2つ。
1.重力と湿気:髪は時間とともに重力で下に引っ張られ、さらに汗や湿気で形が崩れます
2.間違ったスプレーの使い方:固める場所や固め方を間違えると、逆効果になることも
つまり、正しいスプレーの使い方をマスターすれば、1日中綺麗なヘアスタイルをキープできるということです。
スプレーで固める基本ルール
まずは、スプレーの基本的な使い方を押さえましょう。
意識するだけで、劇的にセットのキープ力が変わります。
まず下記画像の青で囲った部分は振ってほしい箇所になります。
ポイントは以下を確認してください。
スプレーは頭から30cm程度離す
これが最も重要なポイント。
近距離でスプレーを吹き付けると、以下のような問題が起きます。
NG例:近すぎるとこうなる
・ムラができて、一部だけガチガチに固まる
・パリパリ感が強くなり、不自然な仕上がりに
・テカリが出て、スプレーをつけすぎた感じが丸わかり
・白い粉が吹いたようになることも
30cm離して霧をまとわせるように吹くことで、均一に、かつ自然に固めることができます。
スプレー缶を持った手を伸ばして、顔の正面あたりから吹くイメージです。
立ち上げたい部分は根元に振る
前髪の立ち上がりやトップのボリュームをキープしたいなら、根元にスプレーを振ることが重要。
毛先だけ固めても、根元が倒れてしまえば意味がありません。むしろ、根本を立ち上げたいのに毛先だけ固めるとキープ剤の重量でより倒れやすくなります。
髪を持ち上げて、内側からスプレーを吹きかけるのがコツ。根元がしっかり固まることで、1日中ふんわり感がキープできます。
ボリュームを出す部分は毛束の隙間に振る
トップやサイドなど、ボリュームを出したい部分は、毛束と毛束の隙間にスプレーを軽く振り込んでいきます。スプレーを強くかけすぎると、髪が束になってペタンとしてしまうので留意してください。
指で髪を持ち上げ、内側に空気を入れるようにスプレーを振ることで、ふんわりとしたボリュームがキープされます。
固める場所:メリハリが重要
全体を均一にガチガチに固めると、不自然でキメすぎ感が残ります。ナチュラルさを保ちながらしっかりキープするには、固める場所を絞ることが大切です。
固める場所について解説していきます。
強めに固める場所
以下の3箇所は、特に重点的にスプレーで固めましょう。
1.トップ(頭頂部)
トップの形が崩れると、縦のバランスが壊滅します。頭が平たく見えたり、全体のシルエットがペタンとしてしまうため、ここは最優先で固めるべきポイント。
髪を持ち上げて、根元からしっかりスプレーを振りましょう。特にセンターパートやマッシュスタイルでは、トップのふんわり感が命です。
2.サイドのハチ部分
ハチとは、頭の横で最も出っ張っている部分のこと。ここが広がると、顔が大きく見えてしまいます。
サイドのハチ部分を抑えることで、横の広がりを防ぎ、小顔効果を狙えます。サイドを手で軽く押さえながら、内側と表面の両方からスプレーをかけると効果的です。
3.前髪の根本や分け目の根本
センターパートやマッシュスタイルで最も重要なのが、前髪と分け目の根本。ここが倒れてしまうと、立体感やふんわり感が一気に失われます。
前髪を持ち上げて、根元にスプレーを振り込みましょう。分け目部分も、左右から髪を持ち上げて、根元をしっかり固定します。
コツは指先にスプレーをつけて、それを根本に着けていくこと。
●NG例:毛先や表面を固めすぎる
反対に、毛先や表面は固めすぎない方が良いです。理由は以下の通り。
・毛先が割れる原因になる
・束感がパリパリになって不自然
・触れたときの質感が悪い
・動きがなくなり、硬い印象に
毛先や表面は、軽くスプレーを振る程度で十分。自然な動きを残すことで、こなれた印象になります。
ゆるくスプレーを振る場所
固める場所以外は、全体に軽くスプレーを振る程度でOK。30cm以上離して、ふわっとかける程度にしましょう。
特に襟足や耳周りなどは、がっちり固める必要はありません。自然な動きを残すことで、作り込みすぎない仕上がりになります。
固める場所とゆるく振る場所のまとめ
この画像をみてイメージしてください。
固め方のコツ:距離と吹き方
スプレーの吹き方ひとつで、仕上がりは大きく変わります。
30cm離して霧をまとわせるように
何度も言いますが、これが最重要。スプレーは近距離で吹き付けると、以下のような失敗につながります。
NG例:近距離で吹きかけると…
・一部だけベタベタになる
・髪が束になって不自然
・固まりすぎて動きがなくなる
・白い粉が吹く
30cm離して、円を描くように全体に吹きかけましょう。霧が髪全体を包み込むようなイメージです。
スプレーの振り方
- 根元を固める時:髪を持ち上げて、下から上に向かってスプレー or 指に着けて塗布する
- トップのボリュームを出す時:髪を持ち上げ、内側に空気を入れるようにスプレー
- 全体の仕上げ:30cm以上離して、頭の周りを一周するように軽くスプレー
この3ステップで、ナチュラルさとキープ力を両立できます。
おすすめのヘアスプレー
スプレー選びも重要。キープ力とナチュラルさを両立できる、おすすめの商品を紹介します。
トリエスプレー10
美容師も愛用する定番スプレー。
適度なキープ力がありながら、パリパリになりすぎない絶妙なバランスが魅力。
ナチュラルな仕上がりを求める方に最適です。
VO5
ドラッグストアで手に入る定番商品。
コスパが良く、キープ力も十分。初心者でも使いやすいスプレーです。
ケープ(紫)
とにかく安く済ませたいなら、ケープの紫がおすすめ。
スーパーやドラッグストアで手軽に購入でき、キープ力も申し分ありません。
コスパ最強のスプレーです。
まとめ
ヘアセットを1日中キープするためのポイントは、たった2つ。
1. 固める場所を絞る
- トップ(頭頂部)
- サイドのハチ部分
- 前髪・分け目の根本
この3箇所を重点的に固め、他は軽くスプレーする程度に。
2. 固め方を工夫する
- 30cm離して霧をまとわせるように
- 立ち上げたい部分は根元に
- ボリュームを出す部分は毛束の隙間に
これらを意識するだけで、綺麗なセットを1日中キープできます。
スプレーの使い方をマスターして、朝の完璧なヘアスタイルを夜まで保ちましょう。最初は慣れないかもしれませんが、毎日実践することで必ず上達します。理想のスタイルをキープして、自信を持って1日を過ごしてください!
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